ラウンダーはメーカーの代理として、店頭展示を行ったり店舗との関係を構築したりするために利用できる

ラウンダーは、メーカーの代表として、製品を販売している店舗を回り、責任者と話したり、店頭の展示を手掛けたりする専門家です。自社製品の販売数を増やすためにはどうすれば良いのかということを考えたプロであり、製品に合わせた展示を実現させることができます。全ての展示を小売店の店舗に任せる場合、非効率な売り方になることは珍しくありません。そのようなことにならないために、ラウンダーを導入するメーカーが多いです。

ラウンダーの仕事は、メーカーの営業が兼任する場合が多いですが、営業が兼任するのであれば、やることが多くなりすぎる恐れがあります。そのため、店舗責任者とのやり取りや店頭での展示をラウンダーに任せ、営業の仕事を軽減させるメーカーもあります。

ラウンダーの仕事のひとつは、メーカーと店舗の懸け橋となることで、ラウンダーが良い仕事をすれば、テンポが持つメーカーへのイメージが上がります。そのため、店舗との良好な関係を築くためにラウンダーを導入するというのもひとつの手です。

ラウンダーは、基本的な仕事以外にすることがないため、色々な店舗を回ることが可能です。そして、自社製品に有利な売り方をされているかどうかを確認できます。もし、自社製品にとって不利な売り方をしていた場合、早めの修正が可能なので、自社製品をより有利に売るためにラウンダーを導入することもあります。